わたしは弱き者です

 

先日、次男が映画を見に行きたいと訴えてきました。次男は小学校5年生。一人で行けなくはないけれど、まだ携帯も持たせていないし、ほんの少し心配。しかも彼が見たい映画はガンダム。わたしは興味がないわけではないけれど、そのうち家で見られるなら家でいい。

すると「兄を誘ってみる」と言う。

中学2年生の長男は、最近はめっきり、弟となんて遊ばない。そんな長男が一緒に行くという。
「え?いくの?まじ?」と思いつつ「映画代は出すから弟を頼むよ」とお金を渡しました。
この【お金を渡す】という行為が、もんのすごく親感。
今までは文字通り保護者。少なくともわたしは、危ないものから弱き者を守るという事を第一の任務として生きてきた。それが、お金を出す係になった感じ。むしろこちらの腕っぷしは、長男よりも弱き者になったのだ。

「おこづかいで行っておいで」と言っていた夫は、当日の朝「これで二人でおいしいもの食べ」と余分にお金を渡していた。笑った。

二人で混みあったフードコートで危なくないようにラーメンを席まで運んだり、慣れないマシンで映画のチケットを買ったり、ポップコーンと飲み物を選んだけど、もらったお金では足りなくて、結局次男がお金を足したり、見終わって感想を言い合いながら、少し暗くなった街を自転車で帰ってきたり。
二人が行って、帰ってくるまでの間、それから今、これを書いている瞬間も、その姿、表情を想像して、胸がキュッとなる。

古物商をやっていると、色々な家庭の色々な歴史に出会います。
それは現在進行形で進んでいるものもあれば、ハタと時が止まってしまったような思い出の塊も。
1人の人間が生まれて死ぬまでに、それを囲むたくさんの人たちの人生に影響が与えられているのを実感します。生きているときにはその実感はあまりないかもしれないけれど。
知らない誰かの何かにまつわる思い出は、こちらには物理的に見える事はないけれど、わたしはその姿、表情を想像すると、やっぱり胸がキュッとなるよ。
見えない物を想像するのは、どちらかといえば得意かもしれません。
お買取りさせて頂く時も、見えない事(があるって事)を忘れないようにしようって思ってます。てはなし。

 

 

そんな次男の「動物なにをしているのかな?ガチャ」が爆誕しております。


弊店の人気ガチャ「謎がちゃ」よりよっぽど謎ですが、売上は全額次男のおこづかいになりますので!そこをどうか!
よろしくお願いいたします!

 

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