一晩中、どこかで子猫の鳴き声がした次の日に、リリィちゃんは、突然家の前にやってきました。
手のひらサイズのストラップみたいなサイズの子猫で、ノミもいたし、全身びしゃってたし、おかあさん猫も兄弟猫もいなかったので、しゃーなしで飼い始めたのです。
子供が産まれる前から、わたしと夫が結婚する前から、まだ岡山に住んでもいない頃から、あらゆる出来事を一緒に過ごしてきました。
年も明けて令和3年。そんなリリィちゃんも15歳のおばあさんになるのか、、と、しみじみ思っていたら。
急激に弱って、シレッと、お空へ行きました。
もちろん悲しいけれど、ながく患うこともなく、大きなケガも病気もなく、すごくスマートにお空にいったので、かっこいいなぁと思いました。
次男はとても悲しんで、かたくなったリリィちゃんを見て、床に泣き崩れました。
長男はそんな次男を見て「リリィが大好きだったストーブを一緒に焼いてあげたいな」と言い、二人でたくさんのストーブの絵を描いて、リリィちゃんの上に並べました。7台くらいあったと思う。
そんなこんなでリリィロスで。
落ち込む毎日ではないものの、スーパーで猫エサのコーナーを歩くのは少し胸が痛く、床にコートを脱ぎ捨てていたら毛だらけになっちゃうな、なんて思った瞬間胸が痛く、SNSでリリィちゃんに似た猫を見つけると見てしまう。
そこらへんにいる野良猫にもちょっと目を奪われたりするような、そんな日々をおくっています。
暖かくなってきたので、少し薄手の、黒いパジャマを出したら、リリィちゃんの毛が1本ついていて、なんだかまたリリィロス。
たまに2階から、リリィが歩く音がする。これはほんとに謎。
もう猫を飼うつもりはないけれど、またドアの前にボロボロの子猫が現れたら、しゃーなしで飼うつもり。
おかえりって、言うつもり。
リリィちゃんがお空へ行ったのは1月25日。いーにゃんこの日だね!!
ほんとに、いーにゃんこちゃんでした。
助けたつもりだったけれど、わたしを助けてくれてありがとう!
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